すっかり定着したレンタルオフィスですが、近年は更にそのレンタルオフィスをシェアすることが流行しています。
全く縁のない企業とシェアしあうことで新しい人脈が築けたり、オフィス賃料の節約になるなど利点が多いからです。
オフィスでは一般家庭の部屋に比べて光源から放射される光の量が大量に必要ですが、この光束と呼ばれる光の量や光度と呼ばれる光の強さは消費電力で割るとなかなか安いものではありません。
オフィスを共同で使用すれば光の量や強さを少なくすることなく、この電力を案分することができるのです。
テレワークの導入にあたり一部署分を一定期間だけオフィスを借りたいという時も、共同でレンタルすれば賃貸期間も融通がきくので格安になります。
レンタルオフィス会社も貸し出すことを前提としているため、社員の入退室時間の把握および勤怠管理などが簡単にできるようになっており、自社に勤怠管理ツールを導入するより安価なこともありメリットの多い選択肢です。
近年は起業ブームの波に乗って小さな会社を興す人が増えていますが、そうした小規模事業者にとって悩みの種となるのがオフィスの確保です。
ビルの1フロアが丸ごと執務スペースになっているような従来の貸事務所だと広すぎるため、無駄なスペースに賃料を払うこととなって不経済です。
そうした中で注目を集めているのが、レンタルオフィスです。
大小さまざまな物件がありますが、主力となっているのは定員が10名以下の小規模オフィスであり、1フロアをいくつにも仕切って供用しているので、その分だけ賃料も安くなります。
また、レンタルオフィスには初期費用を節減できるというメリットもあります。
というのも、多くの物件はデスクやロッカーなどのオフィス家具があらかじめ備え付けられているばかりでなく、電話やインターネット回線も開通済みだからです。
コピー機や給湯設備などは、同じフロアの入居者同士で共用するのが一般的です。
会社を立ち上げたばかりで手許資金が乏しい事業者であっても、手軽に利用することができます。
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